伏見区を中心とした「若者の活動応援資金サポートの研究員」募集

お知らせ2020年07月25日

まちとしごと総合研究所では、プロジェクトベースの研究員を募集します。

今回は本プロジェクトを実施するまちとしごと総合研究所 三木俊和 が中心となって昨年度から取り組みを行なっている「インクラインファンド伏見」という取り組みをもとに、コロナ禍の社会状況の中で「活動すること」を応援する資金スキームの実践研究に共に携わってもらいたいと考えています。

これまでの取り組みと、なぜこのようなことをしたいと思ったのか

私達は伏見いきいき市民活動センターを拠点に、学び手による学びと気づきの力でまちにアプローチする「コミュニティ・ラーニング・センター」をコンセプトとして、中学校や高校、大学の授業内外の地域連携をサポートしてきました。

8年間で約2000名の若者たちを伏見の地域へとつなげてきた中で,若者がまちの挑戦で改めてキーワードになってきたのは「若者の挑戦を応援するお金のあり方」でした。

2019年「若者目線からつくる助成金・補助金の再設計のための調査」を実施し見えてきたことは、若者で助成金獲得経験がある方の「約4割がお金を使い切れない、約7割の団体が何らかの余分な経費を計上して使い切った」ということ。また「約4割が地域や社会から応援されている実感がなかった」ということ。

一方で若者側からも「助成金をとったらいいと大人はいうが、とると何が起こるのかは教えてくれない。清算になると急にいろいろ言われて困った」という経験や、「高校がお金を受けることができないので、大人の取組みに混ざりやっている」という声も頂きました。

このような調査を背景に、2019年度「若者にどのようなお金の託し方をすると、地域も若者も良しなものになるのか」という考えから従来の助成金の形にとらわれない、若者軸から考えていくプロトタイプアクションとして小規模助成を実施し、高校、大学の3つのプロジェクトを応援しました。

(昨年度の試験実施時に助成した学生団体)

これらをより継続的な取り組みとしつつ、加速させていくために研究員を募集します。

これをもっとおもしろくすることに力を貸してください。

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>>>募集概要<<<

1業務内容
・若者支援基金への寄付募集戦略検討
→京都地域創造基金での基金設置を予定しています。
・クラウドファンディグとの提携を活かした寄付募集戦略検討
→クラウドファンディングとの提携を予定しています。
・若者への助成、支援スキームの検討
・若者助成金スキームへの20万円の資金調達
※獲得金額応相談

2勤務時間
・契約期間内での成果達成ができれば勤務方法は問いません。
・スタート時の戦略検討には十分なやりとりを求めます。
・以降は月1回程度の担当者との進捗確認打ち合わせなどを求めます。

3契約期間、契約金額
・2020年8月〜2021年2月(業務委託契約)
・業務委託金額:15万円/回(税別)
※契約開始日、終了日は相談の上決定、双方合意の上で契約延長あり
※契約金額は総額です。業務の実施方法などによって応相談。

4勤務地
・打ち合わせ等は基本的にZoom等のオンラインにて実施
・基金募集などは伏見区内全域

5求める人物像や選考基準
・年齢、職業(学生含む)は問いません。
・兼業、副業などは問いません。
・資金調達、若者の活動に関する知識や経験、支援の意欲がある方

EX)知識、経験の例

ファンドレイザー関連資格などを有する方
クラウドファンディング等の資金調達経験がある方
助成金の獲得経験がある方
若者を対象とした支援経験がある方
それらを今後身につけたいと思っている方

6選考方法
・Google フォームからご応募ください。応募フォームはこちら
・応募期間2020年7月22日〜2020年7月31日
・入力頂いた情報から選考し決定します。
※応募者が多数の場合はオンライン面談を通して決定します。
※応募頂いた方には31日段階で全員に連絡を致します。

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